100%再生紙を利用した段ボールパネル!
サイン・ディスプレイで使用される代表的なパネル素材のひとつにスチレンボードがあります。スチレンボードは別名ドライマウントまたはハレパネなどと呼ばれ、長年業界で使用されてきました。
しかし、このスチレンボードは「ポリスチレンフォーム」という発泡プラスチックを適度な強度を持たせパネル状にしたものとなり、石油由来のプラスチックの類に入ります。
そのため生産時や廃棄時に排出される温室効果ガスが問題となっています。
このスチレンボードの代替としてご提案するのが「ミルクパネル」です。
ミルクパネルは牛乳パックや飲み残しの紙コップを利用した「100%再生紙」から作られた環境配慮型ディスプレイ用パネルボードです。
表面材だけでなく芯材もミルク色のような白色で意匠性に優れ、ポスターパネル・POPなどに使用が可能です。
また当社の場合ですと印刷はUVダイレクト印刷が可能となり、シートの貼りこみやラミネート加工といった「手間」が省けるため低コストでのパネル制作も可能となります。
ミルクパネル
ミルクパネルの加工方法
カット加工
カッターでも簡単にカットできます。
姿抜きなどもカットマシンで可能なため、POPや什器などにも利用できます。
当社で導入しているカットマシン「Kongsberg X24」は、高精細かつ高速にカットすることが可能で、角丸のパネルやPOPなどの製作も可能です。
カットマシンのスペック
最大加工可能サイズ | 最大加工可能厚 | |
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Kongsberg X24 | 1,680×3,200mm | 20mm※ |
- 素材によって異なりますので、詳細はお問い合わせください。

シートを貼ることも可能ですが、直接ボードに印刷するUVダイレクト印刷をおすすめします。