フラッシュ撮影で驚きの写真体験を!
スマートフォンやデジタルカメラのフラッシュ撮影で、肉眼では見えない絵柄を写すことができる特殊な印刷技術です。
広告やプロモーションに使用するフォトブースやポスターなどに利用することで、SNS での拡散が期待できる商材です。
また、フラッシュプリントは専用のアプリなどは一切不要のため、手軽に楽しんでいただくことができます。


フラッシュプリントのココがすごい!
フルカラー化
従来の同種の印刷技術では出てくる絵柄が単色のみだったのに対し、フラッシュプリントはフルカラーでの表現が可能になりました。
従来の技術
フラッシュプリント
表現力
全く異なるデザインを重ね合わせて、フラッシュの有無で絵柄をチェンジングさせることも可能です。
また隠蔽性が向上したため、通常時においてネタバレすることもなくなりました。
通常時
フラッシュ時
フラッシュプリントの効果的なイメージ・データ作成
イメージ作成
より効果的なイメージを作成するためのポイントをご紹介します。コンテンツに合わせてぜひ活用してみてください。
最も効果的な組み合わせ
通常時に見える絵柄が暗い
フラッシュ撮影時用の絵柄が明るい
絵柄が明るい場合は温度差を設ける
通常時に見える絵柄が明るい
フラッシュ撮影時用の絵柄が明るい
明るい絵柄から暗い絵柄は避ける
通常時に見える絵柄が明るい
フラッシュ撮影時用の絵柄が暗い
- 通常時の絵柄と交わって見えてしまう可能性があります。
データ作成
通常時とフラッシュ撮影時、それぞれのデザインを別のレイヤーに分けて作成します。このとき、前述したように効果的なイメージに仕上がるように、色の関係性を確認することをおすすめいたします。詳しくは別途お問い合わせください。
Illustratorのレイヤーパネル
通常色のレイヤー
フラッシュレイヤー
フラッシュプリントの設置場所
フラッシュプリントは、光を集めて反射する「再帰反射性」を利用しています。
そのため、フラッシュ撮影者と近い目線以外からは通常時に隠れている絵柄が見えることはありません。しかし、設置場所付近の照明などの入射角と、同じ角度に撮影者の目線があった場合はネタバレの原因となってしまいます。
設置場所については、人の目線と周囲の光の角度に十分お気をつけください。

仕上がりの表面
印刷後の表面は、ブラックとカラーのストライプ状になります。そのため、極端に細かいデザインや文字はキレイに見えない可能性があります。
なお、出力データはストライプの方向が印刷方向となるようデザインして下さい。トンボを含めた幅が最大印字幅1200mmに収まらない場合は、分割前提の出力となりますのでご注意ください。

フラッシュプリントの使用例
スマートフォンで手軽に撮影をして楽しめるフラッシュプリントは、SNSでの拡散を目的とした企画には非常に相性の良いアイテムです。
従来のフォトブースやポスター等に貼るだけで、ギミックを効かせた媒体を作り出すことが可能です。(下記写真は使用イメージです)
イベント
フォトスポット
フォトスポット
フォトブース
失敗しないフラッシュプリントの選び方
フラッシュプリントとは
フラッシュプリントは、インクジェット出力の中でも特に気を遣う製品であり、注意が必要なプリントです。
注意1:納期は十分に取ってください。
フラッシュプリントは、出力時間が通常の紙などのプリントと比べたら、50倍くらい遅いです。
例えば、1m×1mを印刷するのに、通常のインクジェット紙だと3~4分ですが、フラッシュプリントは約3時間かかります。
注意2:予算は多めに確保してください。
フラッシュプリントは、とにかく高額な製品です。
スマホのフラッシュに反応する再帰反射の特殊シートのため、これだけで高額ですが、おまけに先ほどの印刷時間のコストも上乗せされます。
さらに、インクの中でも最も高額な部類に入る「ホワイトインク」をものすごく使用します。 以上のことから、例えばフラッシュプリントを1m×1m出力するのに、「数万円」かかります。
注意3:色調整、色校はできません。
フラッシュプリントのシートの特性上、いわゆる「色調整」や「色校」はできません。
例えば、「ここの色はDICの○番ね」とか、「この写真の色に合わせて」などは不可能です。
また、サンプル出しに関しては、どうしてもご希望の場合に対して対応しますが、データ也のサンプル出しとなり、これも高額なサンプル金額が請求されます。
注意4:デザインによっては、ご希望通りの効果は望めません。
フラッシュプリントは、通常時には見えない絵柄が、スマホのフラッシュ撮影で現れる特殊技術ですが、デザインや色の配色によっては、隠れている絵柄が見えてしまったり、フラッシュ時にも、たいして浮き出て来なかったりすることがあります。
この場合は、こちらからの提案などで、デザインや色を変えていただく場合もあります。 特に、明るいベタ背景に隠れている文字などを配置しても、いわゆる「ネタバレ」します。 背景は、黒や濃い色がオススメで、しかもベタよりもごちゃごちゃしてる柄のほうが、ネタバレしません。
注意5:ラミネートする場合は、グロスラミネートとなります。
フラッシュプリントの効果を最大限に発揮させるには、ラミネートをしないことです。
但し、屋外など施工上どうしてもラミネートが必要な場合はグロスラミネートにてご対応いたします。
マットラミネートをかけると、フラッシュ効果(再帰反射性)が20~30%減衰する可能性があります。
注意6:分割ごとに変わる色味について
大きいサイズのフラッシュプリントを分割で出力する場合が多々ありますが、フラッシュプリントの特性上、ちょっとしたインクの着弾角度などにより、分割された隣同士の同じ色が少し違う色に見える場合があります。
これは、フラッシュプリントとインクジェット出力の構造上、避けられない問題です。
やり直しても直らない場合がありますので、多少の色の差に関しては、弊社の「許容範囲内」という判断で納品させていただきますので、予めご了承ください。