屋外耐久性抜群のターポリンに代わるエコ商材!
屋外で使用される横断幕や懸垂幕(垂れ幕)の制作には、おもにターポリン素材がメインに使われていましたが、ターポリンは雨風に強いというメリットがある反面、「エコ」の観点からするとPVC(ポリ塩化ビニール)が使われているため、あまりおすすめできません。
そこでご紹介するのが「エコクロス」です。
エコクロスは「屋外でも使用可能」な数少ないエコ商材となります。
PVCを使用せず(PVCフリー)可塑剤も使われていない環境に配慮したインクジェット生地で、強風にも耐えられる引張強度、引裂き強度もターポリンと引けを取ることがないため、ターポリンの代替として使用することも可能です。
※但し、耐候性に関してはターポリンの方が優れています(エコクロス:半年~1年程度)
また、ターポリンよりも軽量で取り扱いが簡単かつ輸送時の負担が少ないことから地球温暖化の要因とされているCO2排出量を抑制することにつながります。
なお、当社のエコクロスは生地+インクの組み合わせでも防炎試験をクリアした防炎生地のため、防炎必須のイベント会場や展示会でもご利用いただけます。
エコクロスの加工方法
イベントや展示会など屋内のバナーで使用される場合は、周囲を折り返し縫製の上、ハトメ加工で問題ありません。
袋加工やタペストリー加工も可能です。
屋外で使用される横断幕や懸垂幕の場合は周囲織り込む際に補強ロープを入れることで、強風でバナーが煽られたりしてもハトメがちぎれることはありません。
心配な場合はオプションとして周囲に綿テープ補強もご用意しております。
袋加工

上下または上のみ袋加工をして、中にパイプ等を差し込みます。コストを抑えて簡易的にタペストリーを作りたい方におすすめです。
タペア加工

タペストリー専用のバーで、フックが付属になっています。
素材はアルミ製と塩ビ製があり、スタイリッシュな仕上がりで利便性も高いため人気の加工です。
取り付けは付属のタぺ芯に生地を巻き付けタペアパイプに収納し、フックをパイプの溝にスライドさせて入れていき、最後にパイプの両端をエンドキャップで蓋をします。
タペアバーの色はアルミ製がシルバー・ブラック、塩ビ製がホワイト・ブラックとなります。
- 色はサイズによって異なります。
ハトメ加工

取り付ける際に紐などを通す穴として、ハトメを打ち付けます。
屋内短期などは周囲カットでハトメでも良いのですが、基本周囲折り返して縫製します。
色はシルバー、ゴールド、黒、透明があり、大きさも多数用意してあります。
補強ロープ

強風で煽られて幕が引きちぎれるなどのトラブルを防ぐため、4辺に補強用のロープを入れて縫製します。主に屋外で使用する際に施します。
綿テープ補強

必要に応じて周囲に綿テープを仕込み強度を上げます。