手軽に訴求できる販促の王道！
横断幕とは街中の広告やイベント・展示会などでも使われる横長の布製の幕のことです。
文字通り、横長の生地に文字などを書いて情報を広く知らしめるためのツールで、横幕やバナーなどと言う場合もあります。
広告やイベント告知、またはスポーツ競技の応援幕などに幅広く使用されています。
昔は手書きなどで制作していましたが、現在はインクジェットやシルクなどの印刷で制作することが主流となり、写真画像やイラストなどがデザインされたものが多くなっています。
横断幕の印刷方法
横断幕の印刷は、インクジェット印刷やシルク印刷によるものが多いです。
ここでは、弊社の専売特許！ インクジェット印刷について説明していきます。
インクジェット印刷は、インクを生地にダイレクトに吹き付けていく印刷方法です。
ひとことでインクジェットと言ってもいろんな種類があります。
水性インク、溶剤インク、UV硬化型インク、ラテックスインク、昇華インクなど、用途に合わせてインクジェット印刷機を（特にインクを）選ぶ必要があります。
屋外で使われることが多い横断幕は、耐光性のいい溶剤インクかUV硬化型インクがオススメです。
横断幕で使える生地（メディア）一覧
横断幕で使用される生地（メディアとも言います）には、いくつか種類があります。
使用される用途（屋外か屋内など）、掲示期間などで使い分けるといいかもしれません。
下記は、それぞれの生地の特徴です。
- クリックタップすると詳細が表示されます。
ターポリン防炎○
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| 特徴 | 屋内外問わず使えるビニール素材で発色が良く、耐光性、耐水性もあり頑丈です。 最大巾5ｍまでつなぎ無しで制作可能です。 |
|---|---|
| 素材 | PVC |
| 厚み | 0.35〜0.42mm |
| 重さ | 450g～510g/㎡ |
| 印刷機種別 | 溶剤系（エコソルベント）：○ UV：○ ラテックス：× 昇華（ダイレクト）：× |
| 使用場所 | 屋内○／屋外○ |
遮光ターポリン防炎○
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| 特徴 | 遮光タイプのターポリンで両面印刷が可能です。 5ｍの幅まで対応しているので、大型の両面バナーも一枚もので制作可能です。 |
|---|---|
| 素材 | PVC |
| 厚み | 0.41〜0.58mm |
| 重さ | 540〜760g/㎡ |
| 印刷機種別 | 溶剤系（エコソルベント）：○ UV：○ ラテックス：× 昇華（ダイレクト）：× |
| 使用場所 | 屋内○／屋外○ |
メッシュターポリン防炎○
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| 特徴 |
メッシュ状の穴が空いたターポリンです。 風が強い場所などにつける横断幕に最適です。 |
|---|---|
| 素材 | PVC |
| 厚み | 0.37〜0.44mm |
| 重さ | 270g/㎡ |
| 印刷機種別 | 溶剤系（エコソルベント）：× UV：○ ラテックス：× 昇華（ダイレクト）：× |
| 使用場所 | 屋内○／屋外○ |
トロマット防炎○
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| 特徴 | ポリエステル素材のクロス生地。 ターポリンよりも軽量です。 ファブリックでは貴重な5m幅まで対応。 |
|---|---|
| 素材 | ポリエステル |
| 厚み | 0.31〜0.33mm |
| 重さ | 260〜267g/㎡ |
| 印刷機種別 | 溶剤系（エコソルベント）：○ UV：○ ラテックス：× 昇華（ダイレクト）：× |
| 使用場所 | 屋内○／屋外△ |
ポンジ防炎○
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| 特徴 | 主にのぼりで使用される生地ですが、もちろん横断幕でも制作可能。 裏面までインクが浸透し、裏面から見ても柄がはっきり見えます。 |
|---|---|
| 素材 | ポリエステル |
| 厚み | 0.14mm |
| 重さ | 60g/㎡ |
| 印刷機種別 | 溶剤系（エコソルベント）：× UV：× ラテックス：× 昇華（ダイレクト）：○ |
| 使用場所 | 屋内○／屋外△ |
トロピカル防炎○
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| 特徴 | ポンジよりも多少厚い生地です。 生地が厚い分、ポンジよりも裏面へのインクの浸透は劣ります。 |
|---|---|
| 素材 | ポリエステル |
| 厚み | 0.20mm |
| 重さ | 100g/㎡ |
| 印刷機種別 | 溶剤系（エコソルベント）：× UV：× ラテックス：× 昇華（ダイレクト）：○ |
| 使用場所 | 屋内○／屋外△ |
エコクロス防炎○
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| 特徴 | PVCフリー、可塑剤不使用の環境に配慮したエコ生地。 ターポリン同等の強度を持つので、ターポリンの代替品として使用できます。 ※但し、屋外耐候性に関してはターポリンの方が優れています（エコクロス：半年～１年程度） |
|---|---|
| 素材 | ポリエステル |
| 厚み | 340μｍ |
| 重さ | 270g/㎡ |
| 印刷機種別 | 溶剤系（エコソルベント）：× UV：○ ラテックス：× 昇華（ダイレクト）：× |
| 使用場所 | 屋内○／屋外○ |
横断幕の加工方法
横断幕の加工方法は、一般的には周囲ハトメ加工です。
屋内短期利用の場合は周囲をカットしてハトメ加工でも良いですが、基本的に周囲は折り返して縫製をします。
屋外長期利用の場合は周囲に補強ロープを入れるのがオススメです。
ハトメ加工
横断幕を取り付ける際に紐などを通す穴として、ハトメを打ち付けます。
ハトメの色はシルバー、ゴールド、黒、透明があり、大きさも多数用意してあります。
補強ロープ
強風で煽られて横断幕が引きちぎれるなどのトラブルを防ぐため、4辺に補強用のロープを入れて縫製します。主に屋外で使用する際に施します。
綿テープ補強
横断幕の補強のオプションです。必要に応じて周囲に綿テープを仕込み、強度を上げます。
風穴
屋外利用の場合には風に煽られるのを防ぐため、幕にスリット（風穴）を入れる場合があります。
失敗しない横断幕の選び方
横断幕とは
横断幕とは、スポーツ大会などの応援幕や企業の広告、イベント告知などの横長の幕のことです。
横断幕で使用される生地はターポリンやメッシュターポリン、トロピカル、ポンジ、トロマットなどがあります。掲示期間や屋内、屋外使用など用途によって使い分けます。
横断幕の加工は主に、周囲ハトメ加工が多いです。フェンスなどの躯体に、ロープやインシュロックなどで固定するためです。
失敗しないためのポイント！
横断幕を発注する際に失敗しないポイントは、用途によって生地と加工方法を間違えないことです。
ターポリンやメッシュターポリンは、テントで使われるようなビニール素材で、雨や水に強く、風であおられても破れないなど屋外での耐久性に優れています。
印刷はインクジェットが多く、インクは溶剤インクやUV硬化型インクが主流です。これらのインクは屋外2～3年の耐光性があり、紫外線で色が褪せることも少ないです。
いっぽう、トロピカルやポンジ、トロマットなどポリエステル系の生地は軽くて取り扱いは楽ですが、屋外長期での使用には向いていません。
印刷は昇華転写やダイレクト昇華という印刷方法となります。
インクは分散染料なので屋外だと1～3か月で色が褪せてきます。あくまで屋内仕様向きといえるでしょう。
防炎シール加工方法は主に周囲ハトメが多いですが、屋外で使用される場合は、強風でハトメがちぎれないように、横断幕の周囲に補強ロープを入れることをお勧めします。また、風で煽られないように風穴のスリットをあける場合もあります。
最後に、屋内のイベントや展示会で使用する場合は必ず防炎シールを付けましょう。
そのためには防炎の生地で横断幕を作らなければなりません。
防炎シールがついていないと、事務局から掲示を認められない場合があります。
横断幕のよくあるご質問
- 取り付け用の紐も一緒に欲しいのですが可能ですか？
- はい、可能です。
弊社では通常4mmの金剛打ちロープをご用意致しますのでご発注時にお申し付けください。
- 両面印刷はできますか？
- 可能です。素材が限られますが、遮光ターポリンや遮光スエード（屋内限定）といった遮光材の入った生地で両面印刷が可能です。
- ターポリンは洗っても大丈夫ですか？
- 水拭きは可能ですが、強く擦るとキズになる恐れがございますのでご注意ください。
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